初めてスキーをする子供を持つ親御さんへのアドバイス

子供に初めてスキーをさせようとしている親御さんへ

初めてスキーをする子供

スキーやスノーボードをする親御さんは自分の子供にもスキーをやって欲しいと思うものですよね。でも、スキー場は遠いし、寒いし、滑りもなかなか上手くならないしで、一歩間違えたらスキーが嫌いになり「二度と山なんか行かない!」て事にもなりかねません。

先日、4歳半の愛娘を初めてスキーに連れて行きましたが、大変だと思っていた当初の想定以上に大変な思いをしたので、自分の体験を基にアドバイスをして行きたいと思います。

スキー用具一式はレンタルで十分

最初から気合を入れて有名メーカーのスキーグッズを買い与えるのは超絶にリスキーです。「もう行きたくない」と言われるかもしれないし、スクスクと成長してサイズが合わなくなるかもしれません。そこで利用して欲しいのがレンタルです。

大概のスキー場にはレンタルコーナーがあります。そこで必須アイテムの「スキー板」「スキーブーツ」などを借りることが出来ます。大きいスキー場ではウェアだけじゃなく、ゴーグルやグローブなどの小物も借りれるスキー場もあります。価格や品数はスキー場によってマチマチなので、詳しくはホームページを見て下さい。

岩手県の主要スキー場のレンタルコーナーへの直リンは以下の通り。

シーズンレンタル

スキー場でレンタルするのが一番手っ取り早い方法であるのは間違いないですが、1回1回借りていたら料金も馬鹿になりません。そこで、他店舗からシーズンレンタルをすると言う方法もあります。

いわて生協では、スキーセットとスノーボードセットの他にヘルメットもレンタルできて、料金も非常に良心的な設定になっています。1シーズン3回以上滑りに行くなら生協でシーズンレンタルした方が安くなります。

子供のためにスキーグッズ一式を購入するのは「この子は確実にスキーをやるな」と確信を持ててからで十分です。有名メーカーの物を買うのは、成長が落ち着いた頃からで良いと思いますよ。

ボーゲンの練習に必須なアイテム

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子供は脚力が弱いので、短い板でもボーゲンのハの字を維持できません。絶対に足が開いてしまって転んでしまうと思います。そこでお薦めしたい必須アイテムが左の写真のボーゲンマスターです。このクリップを装着することにより板のトップが開くのを防げ、ボーゲンを維持することが出来ます。転ぶと赤い部分が外れる仕組みになっているので、足に変な力が加わる事がなく怪我の心配もありません。これは本当に必須アイテムだと思います。

後はヘルメットもあればなお安心かと思います。いくら雪面とはいえ、勢い良く転んで頭を打つと結構な衝撃があります。万が一を考えるとヘルメットも必須アイテムだと思います。ヘルメットもレンタルしているスキー場が多いと思うので確認してみましょう。

オモチャのスキーは必要なし!

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子供が初めて履くスキーとして定番なのがパンダスキーなどのプラスチック製のスキー。これも不要です。板が滑らない上に、靴をバンドで留めるので脱着が面倒な上にすぐに外れてしまったりして「スキー=楽しくない」と言う印象を与えかねません。これに数千円払うなら、スキー場に行って本物のスキーをレンタルしましょう。

子連れスキーのスキー場選び

子連れスキーのスキー場選び

子連れスキーではスキー場選びも重要です。人生で一度しか無い初めてのスキーは、安比高原スキー場などの有名な所に連れて行って、ゴージャスな思い出を作りたいと言う発想が出てきがちだと思います。しかし、有名スキー場=子供向けのスキー場とは限りません。

初めてスキーをする子供にとっては、木やリフトの支柱だけじゃなく滑っている人も障害物です。混んでいるスキー場に行くと、立っているのもやっとな子供の側を沢山のスキーヤーやボーダーが滑っていきハラハラします。特に子供。何も考えず物凄いスピードで極近くを滑っていきます。

子供の安全を考えると、マイナーであっても最下部に緩斜面があるスキー場と、必要以上に混雑していないスキー場を選ぶことを推奨します。岩手県で例を挙げるなら、奥中山スキー場と網張スキー場なんかが良いと思いますよ。特に奥中山高原スキー場はお薦めです。下部は広い緩斜面で人も少ないので安心して子供を滑らせる事が出来ますよ。

子供にとって地味な基礎練習は地獄に等しい

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準備が整ったらいよいよゲレンデデビューです。俺も最初はそうでしたが、どうしても子供が怪我をしないように整地を歩く練習をさせたり、ゲレンデ端っこの緩斜面を登らせてチョコチョコ滑らせたりしちゃうんですよね。断言します。それは一番やっちゃいけない行為です。理由は簡単で、楽しくないからです。

初めてスキーをする子供だって楽しみたいんです。他の人みたいにリフトに乗ってみたいんです。寒い雪山の端っこでチョコチョコ滑ったって楽しいはずが無いんです。

思い切ってリフトに乗っちゃいましょう。リフトへの乗り降りはパパが補助してあげれば大丈夫。傾斜がキツイ斜面では、上の写真の様にパパが抱きかかえる感じでボーゲンをすれば安全です。その代わりパパのフトモモはパンク寸前まで負荷がかかりますが、可愛い子供の為に頑張りましょう。

理屈で教えちゃ駄目

ボーゲンを説明する時に「板をハの字にして」とか、「エッジを立ててブレーキかけて」とか言っても子供に分かるわけがありません。「板を三角にして」「スピード出てきたらお山を踏んで」とか子供でも分かる表現で教えましょうね。

他の遊びも織り交ぜて飽きさせない工夫をしよう

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スキーばかりさせていると子供は絶対に飽きます。最近のスキー場にはキッズエリアが設置されていることが多いので、そこでソリをさせたり遊具で遊ばせたりして、スキー場に飽きさせないようにしましょう。きっと、そっちの遊びに飽きると「スキーやりたい」って言ってきます(笑)。決してスキーを無理強いしないようにね。

保護者は絶対に2人以上で!

これは俺の失敗談です。娘と初めてスキー場でスキーをした時は息子がまだ1歳半だったのでママとお留守番していました。その為、俺1人で4歳半の娘を岩手高原スノーパークへ連れて行きました。正確に言うと、同年代の子供が居るスキー友達一家と行ったのですが、結果としてその友達夫婦に超絶助けられました。

最初は友人一家と別行動をしていたのですが、チケットを買いに行くにも、荷物を取りに行くにも、トイレに行くのにも娘と一緒に行動しなければいけません。これが超絶に効率が悪い。その上に娘も「まだ〜」「寒い〜」と愚図りまくる。もう必死でした。

その後、友人一家と合流し、娘を見ててもらっている間にチケットを買いに行ったり荷物を置きに行ったりと効率よく動くことが出来ました。何かをしたい時に子供を見ててくれる大人が1人居るのと居ないのでは雲泥の差です。「俺はスキー慣れしてるから大丈夫」と思ってる貴方!激甘です!!子供とスキー場に行く時は絶対に2人以上の保護者同伴で行くようにしましょう。

まとめ

  • スキー用具一式はレンタルで!
  • ヘルメットとボーゲン補助具は必須アイテム!
  • 緩斜面があって人が少ないスキー場に行こう!
  • 基礎練なんてしてないでリフトに乗ってみよう!
  • とにかく子供を飽きさせない!
  • 保護者は2人以上で!

こんな感じですかね。ちなみに、娘の初スキーは岩手高原スノーパークでしたが、レンタル代、リフト1回券4枚(俺の分で小学生以下は無料ね)、お昼ご飯など総額で6,000円ほどかかりました。決して安くはないですが、年に数回、季節を味わえるスポーツを楽しめる金額としては高くないと思いますよ。