最後の観光地ハイデルベルクを後にした俺らは、日本に帰国するためにフランクフルト国際空港へ向かった。
正直、最後の方は結構疲労が溜まっていて体力的にはしんどい感じだったけど、いざ帰国となると流石に寂しい。
フランクフルト国際空港へ向かうバスの車窓からは綺麗な夕日が見えた。
哀愁を感じた。
空港に到着し荷造り開始。
液体状の物や壊れやすい物などは、しっかりとショックが吸収される様に服や紙で梱包しスーツケースの中にイン。
下手に手荷物として機内に持って行くと没収されちゃうからね。
ちなみにハイデルベルクで買ったバジルペーストも液体とみなされ持ち込みは不可でした。
チェックイン後、座席をチェックすると、飛行機の一番後ろの席で横に二列しか無い席だった。
添乗員さんが帰りは二人だけの席でのんびりしたいでしょと気を効かせてくれたらしい。
嬉しいね、こう言う気遣い。
出発の時間までフランクフルト国際空港内をウロウロしてみた。
無料インターネットがあったんで8日ぶりに日本の情報を仕入れてみたり、スタバでフランクフルト国際空港限定マグカップを買ったり、パン屋で焼きたてのパニーニを食べたりしながらヨーロッパ最後の時間を過ごしたよ。
現地時間21時05分。
ヨーロッパの大地とサヨナラし帰国の途へ。
離陸後、再び我慢大会のスタート。
座席備え付けのモニターでテトリスしたり、カンフーパンダ2を見たり、プリンセストヨトミを見て時間を損した気になったり、機内食を美味しく頂いたりしても、まだまだ着かない。
と言うか、流石に疲れが溜まっていたのか、常にウツラウツラで映画は全くと言って良いくらい頭に入ってなかった。
気付けば寝ちゃってるんだわ。
そんな中、JALさんからとっても嬉しいサプライズ。
「新婚旅行と言う事で、ささやか過ぎて申し訳ありませんがプレゼントです。」
と、ビジネスクラスで使用しているシャンパンとグラスを2セットプレゼントしてくれました。
多分、添乗員さんがCAさんに口添えしてくれたんだね。
確かに金額的には大した物じゃないかも知れないが、その気持ちが嬉しいじゃないの。
最後の最後でホッコリしました。
日本時間10月15日16時。
フランクフルト国際空港を離陸した飛行機は成田空港に着陸し、長い様で短かったヨーロッパ新婚旅行も無事終了。
添乗員さんにスーツケースが壊れてないかチェックされ、チェックが終わった人から順次解散。
それぞれの家へと帰って行きました。
てか、一旦みんな集まって「お疲れ様でした!」とかやるのかなと思ったら、順次解散て(笑)。
フランクフルト国際空港で仲良くなった人達とはサヨナラの挨拶をしたけれど、帰国後は結構ドライな解散となりました。
海外から8日ぶりに帰国した余韻に浸るまもなく、帰りも在来線で成田から東京駅へ移動。
最後にもう一度言うけれど、東京駅から成田空港までの移動は、お金をケチらずスカイライナーを利用する事を激しく勧めます。
これがこの旅行で唯一の失敗だったな(笑)。
と言う訳で、これにてヨーロッパ新婚旅行旅行記もお終いです。
最初から最後まで読んでくれた奇特な方がいらっしゃいましたら、心から感謝致します。
次にヨーロッパ行けるのはいつになるかな〜。
次に行けるならイタリアかスペインに行きたいな〜。
新婚旅行でどこに行こうか迷ってる人は、ぜひヨーロッパも選択肢に入れて下さいな。
日本では経験する事が出来ない事や、見る事が出来ない風景が待っていますよ。