サヨナラ・フランス TGVでスイスへ

GARE DE LYON

GARE DE LYON(リヨン駅)

10月11日(4日目)。
今日でフランスとはサヨナラ。
9時9分発のTGVでスイス・ジュネーブへ向かう予定だ。
TGVに乗る為、パリにあるリヨン駅へ。
リヨンにある訳では無いのだが、リヨンに向かう電車が出る駅だからリヨン駅と言うらしい。
日本だったら、東京の大阪に向かう新幹線が出る駅が大阪駅って名前って感じなんかな?

リヨン駅に到着したが、出発時間まで90分ほど時間がある。
ここでも集合時間と集合場所を決め自由行動になった。
俺らはとりあえず駅の中をうろついてから外に出て、駅の外観を見に行く事にした。

まずリヨン駅構内。
なんだろね〜なんかお洒落なんだなぁ〜。
パリのリヨン駅と言う雰囲気ドーピングもあるのか、なんか洒落てるように見えるんだよね。
でも、正直汚い。
落ちてるゴミが多い。
やっぱ日本って綺麗な国なんだな〜って思った。

夫婦そろって尿意をもよおした為、トイレに行く事に。
案内板を見たがイマイチ分からん。
適当に歩けば見つかるだろとウロウロしたらトイレを発見。
ヨーロッパでは当たり前の事なんだけど、当然の様にここも有料トイレ。
入口にコインを入れる回転バーが付いている。
セントコインを直接入れるのかな?と思ったら、奥の方にカウンターがあってオバちゃんが手招きしてる。
行ってみると、オバちゃんからトイレコインを購入し、そのコインを入れて中に入るらしい。
確か20セント位だった気がする。
ウンコも積もれば山となる。
8日間でトイレ代いくら払ったかな…(笑)。

新幹線のライバル TGV

トイレを済まし、TGVを見に行く事に。
フランスの駅は日本とは違い、自由にホームに行く事が出来る。
んで、勝手に電車に乗ったら車内での切符チェックで切符で買うか警察に行くかみたいな。

ホームにはいろんなTGVが停まってた。
新幹線は流線型で空気抵抗を減らしてるデザインだが、TGVは結構普通だね。
トンネルも少ないだろうし、線路脇に建物も少ないだろうし、パワーでグングンスピードを出す感じなのかな?
これはこれで無骨で格好良いけど、俺は新幹線の方が好きだな。
500系とか抜群に格好良いじゃん。


小洒落たリヨン駅

日が昇り始めたんで、リヨン駅の外観を見に外に出てみた。
一目見てニヤケちゃった。
素敵。

印象的な時計台の時計と、装飾が施された外壁。
これが駅ですか…と思っちゃうくらい綺麗。
時計台の時計も良く見るとステンドグラスの様な模様が入っていてとってもお洒落。
それらが、夜が開け始めて朝の匂いがしてきた空とマッチしていて、旅立ちの情緒を感じる。
これから未知の土地へ旅立ちますって言う感じ?
とっても気分が高揚したよ。

リヨン駅前は広場になっていて、俺ら以外にも観光客が写真を撮ったり談笑したり思い思いの時間を過ごしていたよ。
とっても良い雰囲気だ。

TGVに乗りスイス・ジュネーブへ

時間になったので集合場所へ行きTGVに乗る事に。
前記した通り、日本の改札とは違いゲートは無い。
写真の様な黄色い機会にチケットを入れ、チェックインしましたよと言うスタンプが押さる。
後は発車後に車掌さんにチケットを見せるだけだ。

9時9分になりTGVが出発。
これでフランスともサヨウナラ。
12時14分にジュネーブ着の予定だ。

TGVが動き出し、ちょっと早めのランチタイム。
サンドイッチとアップルパイだ。
だから俺、アップルパイ苦手なんだって…。

んで、肝心のTGVだけど、車内ではほとんど爆睡してたから記憶に無いっす(笑)。
起きた時には山岳地帯に入っていて、全くスピードを実感すること無く目的地に着いちゃいました。

スイス・ジュネーブに到着後、即ベルンへバス移動

12時半頃にジュネーブ駅に到着。
スイス入りである。
思ったより小じんまりした駅で、駅前もカフェがあるくらいなもんで地味な感じだった。
ここでは観光も何もせず、俺らを待っていたバスに乗り込み、ベルンへのバス移動になる。

バスの車窓から見えたアルプス山脈

ベルンへの道中は、レマン湖とかエヴィアンを見ながらの絶景ドライブ。
天気も上々で、景色を見ながら快適ドライブを楽しんでたら、高速道路でバスが急停車!
何事だと前を見たら、自動車が土煙を上げながら豪快に回転しているじゃないか。
目撃者によると、対向車線を走っていた車が突然直角に90度曲がってきて、中央分離帯のガードレールを突き破りこっち車線に突っ込んできたらしい。
車はメチャメチャ。
横を通る時、怖くてグチャグチャになった運転席を見る事が出来なかったが、他のツアー客曰く「運転手は意識があってシートベルトを外していた」との事なので、命には別状はなさそうだ。
一歩間違うと、重大な事故に巻き込まれていた可能性もあった。
怖い怖い。

そんなハプニングもあったが、ベルンに近づくに連れて遠くにアルプス山脈の山陰が見えるようになってきた。
スゲー綺麗だ。
青く澄んだ空に雪を被って白くなったアルプスの山々が見える。
もうテンションアップ!
明日の予定は一番天候に左右されるユングフラウ観光だ。
明日までこの天気が続けば良いな〜。

バスは2時間ほどでスイスの首都ベルンに到着。
ベルンは街並みその物が世界遺産に登録されている美しい街だ。
午後はそのベルンをガッツリ観光する予定。
楽しみだ。