お盆休みを利用して、奥様を連れて親父の実家がある山田町に墓参りに行って来た。
盛岡からは106号で車で3時間ちょっと。
テレビやネットで見た被災地に初めて足を運んできました。
106号で宮古市内に入ると、家が建っていたであろう基礎の跡や、一階部分が鉄骨だけになった建物がアチラコチラに姿を現し始めた。
そして、山田町内に入ると、子供の頃に買い物に出かけた街並みが全て流され基礎だけになり、見慣れた建物は姿を消していました。
親父の実家は大浦と言う山田町でもとびきりの田舎。
途中、海と鯨の科学館と言う施設があるのだが、その周りは津波が反対側の海まで通り抜けたらしく、壊滅状態でガレキ置き場となっていました。
その近くにある海水浴場も姿を消していて、ビーチの後ろにあった松林も数本だけを残し無くなっていました。
そして大浦に到着。
真っ先に目に飛び込んできたのは、数年前まで親戚が住んでいた半壊した家でした。
津波があそこまで到達したと考えると、改めて怖くなりました。
ちょっと寄り道して、堤防に上がってみた。
上の写真で草が生えている空き地は、津波が来る前は家が建っていた土地です。
綺麗サッパリ流されてしまったそうです。
親戚の家に行き、結婚式の招待状を渡しつつ世間話。
その後、お墓参りをし、大浦の反対側にある小谷鳥地区に行ってみた。
堤防が破壊されていました。
その他にも、道路がガタガタになっていたり電柱が折れてたり…。
改めて津波の恐ろしさを実感しました。
帰り道、山田湾に浮かぶ大島(オランダ島)と小島の絶景ポイントで写真を撮った。
3月11日に牙を向いた海は非常に穏やかでとても綺麗でした。
今のオランダ島はどうなってるんだろうね。
下の写真は震災前のオランダ島の写真です。
一刻も早く、震災前の綺麗な三陸海岸に戻れる事を祈ってます。
COMMENTS:2 COMMENTS
CATEGORY:山田町TAGS:お出掛け 被災地