先月中旬の事なんですが、盛岡市内の某所にて人生初の交通事故を経験しました。車同士の接触事故でお互い怪我はなく、車の損傷も自走できる程度でした。
当然、警察と保険屋に連絡をし、交通事故証明書を発行してもらい過失割合を決めたのですが、その際に思うことがあったのでブログに書いてみようかなと思います。
[ad#more_ad]交通事故が起きた状況
交通事故は上の画像の状況で起きました。
- 全車低速で走行中
- 俺(赤)は右折レーン手前のゼブラゾーンから進入
- 相手(黒)は右折レーンから進入したが後方確認義務違反
- 相手の右フロントバンパーが俺の助手席ドアに接触
ここはちょっと特殊な所で、基本的に直進2車線なんですが、右レーンが途中からゼブラゾーンになり、その先が右折専用レーンになると言う道路です。
その時、俺の前には数台の車が走っていて、ハッキリとは覚えていませんが時速30〜40kmくらいの低速走行でした。
そこで俺は、右折レーン手前のゼブラゾーンから右車線に入ったのです。
そこに「後ろを良く見ていなかった(本人談)」と言う相手が右折レーンに進入してきて接触事故が発生。
俺は横からぶつけられたので相手の車は全く視界に入っていなく、完全に油断した状態で「ガツン!」と来た感じでした。
事故発生直後
事故発生直後、近くの駐車場に車を停めて警察に通報。
警察官から簡単な事情聴取を受けました。
警察は民事不介入が原則なので、このくらいの事故では事故証明書を発行するだけです。
その後、保険会社に連絡をし対応を仰ぎました。
その間、相手は「後ろを見てなかった…。」とか「しっかり後ろを確認すればよかった…。」とか言っていました。
俺もゼブラゾーンを走ったという罪悪感があったので、お互いが「スミマセン…」と言った雰囲気でした。
現場ではお互いの名前と連絡先を確認。
後は保険屋さん同士の話し合いになり、それ以来相手とは一切連絡を取り合っていません。
完全に保険屋さんにおまかせです。
数日後、保険屋さんから連絡が…
数日後、保険屋さんから過失割合が決まったと連絡がありました。
相手の保険屋さんと話し合った結果、
5:5
になったとの事でした。
直進レーンで発生した事故だった場合は、進路変更車(相手)に過失が多く発生し「3:7」が相場との事ですが、やはり俺がゼブラゾーンを走行していたと言う事で過失が2割増しとなり「5:5」になったとの事でした。
俺は前記の通り、ゼブラゾーンを走っていた罪悪感があったので納得したのですが、保険屋さん曰く「相手の方が納得していないようで…」との事でした。
相手が保険屋さんに話をした内容を聞いて閉口してしまいました。
その内容は、
- 私は後ろをシッカリ確認していた
- 相手(俺)が猛スピートで走ってきた
との事でした。
現場で話してた事を撤回です^^;
そもそも、後ろをシッカリ見てたら俺の存在に気付いていたはずだし、猛スピートで走って来た所まで把握しているなら右折してくるなよと。
本当にミラーを見ていて俺の存在を把握した上で、貴方の右フロントバンパーが俺の助手席ドアに接触したなら余計タチが悪いんじゃないっすか?と俺は言いたい。
まぁ、現場では自分の否も認めてオドオドしていた相手がコロッと意見を変えたっていうことは、身内か友達から入れ知恵があったんだろうけどね。
とりあえず思いつく限り相手のせいにしろとか、自分の非は全て否定しろとか。
俺は自分の非を認めてます
俺はゼブラゾーンを走っていたと言う非を100%認めています。
ゼブラゾーンは道路交通法で走行が禁止されているわけではありませんが、交通安全の観点からは100%走るべきじゃなかったです。
なのに相手は現場で自己申告していた後方確認を怠っていたと言う事実を覆してきたわけです。
本当に「後方確認をして俺の車のスピードが把握できるくらい存在に気付いていた」状態での事故なら問題外。
「まさかゼブラゾーンを走ってくるとは思わなかったから後方確認をしなかった」と言うなら、それはそれで過失だと思います。
車線変更時の後方確認は義務ですから。
正直、すげー「イラッ」と来ましたよ。
でも、そこはグッと堪えて自分の保険屋さんに一任しました。
結果、5:5で落ち着いてくれたので保険屋さんには感謝です。
CX-5の修理代について
過失割合についてはまとまったので、お題は修理について。
修理箇所は、
- 助手席ドアの全取り換え
- 左フロントタイヤ樹脂フェンダー交換
- 助手席ドアと後部ドア下部の樹脂パーツ交換
- 塗装代
で、
185,000円
でした。
パーツ代合計は6万円ほどだったのですが、工賃と塗装代が高いです。
塗装代だけで約8万円でした。
特殊塗装のソウルレッドだった場合はもっともっと塗装代が高く付いたそうです。
さらに、横からぶつけられたからサイドエアバッグが出る可能性もあった訳だけど、もしサイドエアバッグが出ていたらさらにお金が掛かっていたそうです。
怪我がなかったこともそうですが、何かと運が良かったのかもしれません。
車両保険を使うかどーか
修理をするにあたって迷うのが、保険を使うか使わないかと言う事。
保険屋さんにそこら辺の金勘定を確認してみると、保険を使わないと相手の修理代と自分の修理代の合計の5割で15万円の自己負担。
保険を使えば、元の等級に戻るまでの3年間で8万円の保険料増。
と言う事で、保険を使うことにしました。
3年間の合計とは言え、8万円は痛い出費です。
でもまぁ、こればっかりはしょうがないですね…。
ゼブラゾーンを走ってはいけない
と言うわけで、お金的にも時間的にもとっても無駄な労力を使ってしまいました。
ゼブラゾーンは走行禁止エリアでもなければ罰則もありません。
しかし、その時に運悪く後方確認が不十分な人が居て事故を起こしてしまうと過失割合が増してしまいます。
事故って以来、意識して他のドライバーがゼブラゾーンをどう走っているかを観察していますが、多くのドライバーが躊躇なくゼブラゾーンを走っています。
声を大にして言います。
ゼブラゾーン走行はリスクが高いです。
事故った時の事を考えたら走らない方が絶対に正解です。
安全運転で行きましょう。