CX-5の販売台数の約8割がディーゼルエンジンなんですって。
俺は2割のマイノリティか。
そんなディーゼルエンジンですが、暖かい地方に住んでる人が寒い北国を訪れた時に注意しなければならない点があるのをご存知ですか?
記事のタイトルにもありますが、ディーゼルエンジンの燃料である軽油は寒い所に行くと凍るんですって。
俺も最近知ったんだけど、軽油には5種類あって、ガソリンスタンドではそれぞれの地域と季節に合った軽油を販売してるんだって。
それぞれ何が違うのかと言うと流動点と目詰まり点が違うんです。
流動点は凍りにくさを示す物で「液体が凍る直前の温度」で、目詰まり点は寒さによって流動性が無くなり「エンジンのフィルターに詰まってしまう粘度になる温度」です。
軽油の種類によって流動点と目詰まり点がそれぞれ異なるので、地域と季節に適した軽油を使わないと軽油のワックス成分が凍っちゃうみたいなんです。
軽油の種類と特性
軽油の種類、流動点、目詰まり点は以下の通り。
種類 | 流動点 | 目詰まり点 |
特1号 | +5度以下 | — |
1号 | -2.5度以下 | -1度以下 |
2号 | -7.5度以下 | -5度以下 |
3号 | -20度以下 | -12度以下 |
特3号 | -30度以下 | -19度以下 |
一般的に夏場は特1号か1号を販売していて、冬場は3号軽油を販売している事が多いそうです。
北海道や東北では特3号を販売しているのかもしれませんが、具体的にどの地域ではどの季節に何号を販売していると言う情報は見つけられませんでした。
まぁ、ガソリンスタンドがその地域に適した軽油を販売しているんだろうから、出かけた地域にあるガソリンスタンドで給油をすれば間違いないと思います。
お泊りスキーの時は気をつけよう
北国に住んでる人は大丈夫なんだろうけど、こんな以下の様な場合は注意が必要かもね。
東京都内で軽油を給油し、雪山に着いた時点でガス欠寸前。面倒臭いから帰りに給油しようと、そのままホテルにお泊り。ところが朝起きてみたらエンジンが掛からない!雪山のあまりの寒さに都内で入れた2号軽油が凍ちゃった!
みたいなね。
あとは、ペーパードライバーが暖かい時期に軽油を給油したまま冬になっちゃったらとか?
まぁ、実際に軽油が凍ったって話は聞いたことがないので、普通に生活して普通に給油をしていれば、ガソリンスタンド側で季節にあった軽油を用意してくれてるだろうから問題ないんだろうね。
岩手のとびきり寒い所に住んでる後輩のXD(ディーゼル車)も凍った事が無いとの事なので、上記の様に暖かい所から無給油で山に行って…みたいな事が無い限り大丈夫だと思うよ。
でも、頭に入れといて損はない情報だと思うので、北国に住んでる人や頻繁に北国に行く都会の人は頭の片隅にでも入れといた方が良いかもしれません。
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