HAIKARA-YAで昼飯を食った後、相方ちゃんのリクエストで『宮沢賢治・童話村』なる所に行って来た。
相方から聞くまで存在自体知らなかったよ。
てか、個人的に宮沢賢治も童話も興味なし。
正直、相方ちゃんのお付き合い全開な感じでした。
そんな感じでナメて行ったわけだが、駐車場に車を停めて公衆トイレに目をやった瞬間『おっ!?』と思ったよ。
まだ童話村の外なのに、ちょっと小洒落たデザインになっているではないか。
これは期待できるかも。
トイレの近くには、宮沢賢治の『オツベルと象』と言う物語に出てきてるであろう象の像があった。
残念。
俺、宮沢賢治読んだこと無いの(笑)。
童話村は、賢治の学校と言う物語をモチーフにした展示が見られる建物に入らければ無料になっている。
駐車場から敷地内に入るとちょっと驚いたよ。
『ほう、これはこれは…』
目の前に、その賢治の学校と言う建物が見えたのだが、どっかの美術館なんじゃないかと思うほど、デザインされたお洒落な建物なのだ。
ちょっとした丘の上には、賢治の教室と言うログハウスの建物もある。
これは楽しそうだ。
最初に行ったのは賢治の学校。
入場料350円を払い中に入ろうとすると、受付のオジサンが、
『館内は写真撮影自由となっておますので、ご自由に撮影してください。』
と、わざわざ教えてくれた。
こう言う有料施設で撮影自由って珍しいよね。
先に進むと、大きい真っ白な空間に出た。
円柱状のスペースに、大きな椅子が置いてあり、その前にはモニターと本棚がある。
なんだべ?
何度も言うが、俺は宮沢賢治の童話を読んだことがない。
面白い空間だとは思うが、なんの話がモチーフなのか分からない(笑)。
帰ってから調べたら、ファンタジックホールと言う空間で、映像や効果音を使ってイーハトーブの風景から賢治の人となりや童話の代表作などを紹介してくれるプロローグ的な空間だったらしい。
先に進むと、こりゃまたビックリ。
真っ暗で鏡張りの空間に出た。
鏡というかガラスかな?
そこには白鳥座などの星座がキラキラと光っていた。
よだかの星かな?
何を表現してるかよく分なんないけど、どっかの現代美術館にあっても何ら不思議でない空間だったよ。
そんな感じの面白い空間が5つあって、結局何のこっちゃ良く分からずじまいだったけど、現代アートを見た後のような満足感があったよ。
賢治の学校を出た後は、ログハウス風の賢治の教室や、森の中の遊歩道を歩いたりしたよ。
森の遊歩道では、上を見ながら歩いたほうがいいよ。
所々の木の枝から、木で作った妖精の人形が吊るされてたりしたよ。
いやいや、思いっきりナメて行った宮沢賢治童話村だけど、思いのほか楽しめたよ。
宮沢賢治や童話に興味が無くても、十分に楽しめる所だと思うよ。
たださ、もうちょっと公式HPを充実させた方が良いと思うよ。
なにコレ?
やっつけにも程がある。
もっとちゃんと宣伝すれば、もっと人が集まる施設だと思うよ。
勿体無いなぁ。
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