去年の10月に、花巻台温泉にある「ホテル三右衛門」に一泊してきましたが、その時に通りすがった「炭屋台の湯」と言う旅館が気になっておりました。
台温泉は開湯1,200年と言う、ウソかホントか良く分からないくらい伝統のある温泉場でして、良く言えば伝統のある、悪く言えば古臭い旅館が多いのであります。
そんな中、「炭屋台の湯」は、外壁が黒の塗壁で和風の中にも西洋っぽいモダンさを感じさせるシックな建物だったので、ひと際目を引く存在でした。
そしたらね、盛岡のタウン情報誌「アキュート」に、その台の湯に1万円チョイで泊まれる特別プランが載っていると相方さんから情報が入りまして、それならば行ってみようかと。
と言う訳で、5月22日に一泊して来ちゃいました。
外装はこんな感じでモダンな感じ。
犬矢来の竹が外壁の黒とコントラストを成していていい感じだね。
旅館の明るいオッチャンに車を停めてもらい、写真なんかを撮ってもらいつつ中に入ると「いかにも」と言った感じの佇まい。
こじんまりとはしているが、内装も和洋折衷なモダンな感じがして面白い。
時代劇に出てくる問屋がちょっとだけ洋風になった感じだね。
お洒落で良いと思います。
なんでも、建物自体は築150年と歴史がある建物で、昔は遊郭として使われていた物を改築したらしいのだ。
そのせいか、若干入り組んだ作りになっていた。
それにどこか艶っぽく、純粋な旅館とは一線を画す雰囲気だったよ。
部屋は狭いけど清潔感があり、古くからある温泉街の旅館として考えれば十分過ぎるレベルだと思うよ。
食事の前に温泉に入ることにした。
脱衣所も綺麗で文句なし。
お湯は、強い硫黄臭はしないけど、仄かに温泉臭がして入ってるそばからお肌がツルツルになる感じ。
いいお湯でしたよ。
温泉に浸かり部屋に戻ると晩ご飯の時間に。
台の湯は部屋食なので、時間になると運んできてくれる。
俺は野菜嫌いなのだが、こういう所に来れば食べれるから不思議(チョイチョイ相方さんにパスしたけどw)。
基本的に美味しかったけど、前沢牛のステーキ、自然薯の鍋、酒粕の茶碗蒸しが美味しかったな。
肉食な俺が贅沢を言わせてもらうと、もうちょっと肉が多いと嬉しいかも。
あと、ご飯は最初から持ってきてくれると良いなと思った。
食後、外が真っ暗になったので、台の湯の夜姿を見に行った見た。
かなかな良い感じでしょ。
でもね、google mapで台の湯の場所を調べてみると分かると思うけど、結構な山奥なの。
だから、二人とも台の湯の前からは一歩も動かなかった(笑)。
昼間に車でウロウロしても薄気味悪いポイントが結構あったからね…。
あ、でも何も出ませんでしたよ(笑)。
そして翌朝。
朝食後も温泉に使って朝風呂してみた。
俺が先に上がって気がついたが、昨夜と男湯と女湯が逆になってました(笑)。
幸い、誰も入ってこなかったから良かったけど、流石に相方さんを置いて部屋に戻るわけにもいかず、昨夜は女湯だった男湯の前で誰か入りに来ないかを見張ってました(笑)。
上がってきた相方さんに「ここ男湯なんだけど…」と伝えたら鳩が豆鉄砲くらった様な顔してましたw
う〜ん、もっと分かりやすく男湯と女湯を区別した方が良いと思うなぁ。
もし、俺が入った時に若い女性が居たら嬉し…いや事件になってたかも(笑)。
最後にオチが付いちゃいましたが、台の湯は良い旅館だと思いますよ。
建物も綺麗だし、温泉も良いし、接客も明るく楽しい感じだったし、満足度はかなり高い旅館でした。
これで「シャトン」「六分儀」「台の湯」と怒涛のブログ更新三連発の終了ですが、最近岩手の経済回しすぎでお財布が厳しくなってきました。
そして忘れた頃に自動車税。
しばらく節制します…orz
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